【美肌】30代、40代の女性に合気道をオススメする理由

不思議な武道、合気道。

実は美容にも良いといわれていることを、インターネットの情報で知りました。

言われてみると、私が合気道をはじめたきっかけとなった先輩道場生の女性の方も、年上とは思えないほど若々しい美しい方でした。

合気道歴8年40代フリーランスの私が合気道を子育て中のママたちにオススメする理由を書きました。

肌がきれいになる

合気道は力を使わないで技を相手の体の中心に効かせる武道です。

相手が100kgの体重があるような男性であったとしても、うまく技がかかれば、ひょいと投げ飛ばすこともできます。

このときには、筋肉の力をつかいません。※1

100kgの相手が出してくる力と、私の体の中の方向性のエネルギーの結果だと感じます。

女性には100kgの男性を投げ飛ばす筋力は普通ありませんから、どちらかというと体中の細胞が分業しあって力を集めているような感覚。

つまり、普段眠っているような筋肉や細胞にも協力してもらい、ひとつの仕事をする方向に持っていくようなイメージを感じています。

肌の細胞は髪の毛のように、末端にある細胞ですから、サプリメントなどといった栄養素の恩恵にあずかることができるのも、一番最後になるといわれています。

肌や髪の毛にサプリメントの効果を出すためには、健康になった、その後のオマケなのです。

喘息や貧血で、美肌にはなれないのです。

合気道では、強制的に全身の細胞をはたらかせることになるので、肌の代謝が改善するのではないかと思います。

武道ですから、ヤラネバヤラレルと、必死になって細胞もがんばってくれているのかもしれません。

夏場は胴着の袖の汗を絞れるほど、汗を大量にかきますが、顔を激しくタオルなどで拭いてしまうと、曲がり角を過ぎたお肌には刺激が強すぎますので注意が必要です。

胴着に入れておく汗拭きは、手ぬぐいがオススメです。

お肌にも優しいですし、何より合気道着にバッチリ似合いますので、旅先などでの手ぬぐい選びが楽しみになりますよ。

合気道を永く続けている年配の女性はお肌がきれいな人が多いですから、ぜひ気にして見て下さい。

冷え性が改善してくる

男性に比べて筋肉の量が少ない女性は、冷え性になることが多いと思います。

合気道を続けていると、冷え性がだんだん改善してくることに感動している女性は多いです。

私も冷え性が改善してくるにつれて、体の代謝も改善してきたことを実感し爪や髪の毛、お肌が健康になってきました。

1年目の冬は、素足で道場の畳に入ると、まるで氷の上を歩いているような感覚になり全身に鳥肌が立ちましたが、2年目、3年目と続けていくと、前の年の冬よりも動きが軽やかになっていることに気がつきます。

とはいえ、冬はやっぱり寒いですから、無理は禁物です。

腰にカイロを張ったり、レッグウオーマーやあたたかい下着を着用してお稽古に来ている方も多いですから、快適にお稽古できることを優先させて技を磨いていきましょう!

ボディラインがキレイになる

合気道は丹田を意識するといわれていますが、これは道場の先生によって指導の仕方に大きな違いがあるようです。

私の通う道場の先生は、丹田という言葉はあまり使いませんが、身体の力を抜くことをよく教えてくれます。

肩や腕といった、一番力を入れやすい場所の力を抜いて技をかけるためには、やはりカナメとなるのが腰。

腰といえば丹田ですから、丹田はやはり大切なのではないかと個人的には感じます。

腰に、上半身の体重を【ドスン】と載せてしまうと、腰に負担がかかりすぎて、あっという間に腰痛になってしまいます。

私も合気道をやっているのに腰痛になってしまい悩んだ時期がありました。

腰に上半身を乗せる、というよりは、上半身は上半身自身で面倒を見てもらうという感じです。

そう思うと、不思議なことに背骨が伸びます。

背骨の骨がひとつひとつ、離れてくるように感じます。

そうすると、おなかのお肉も、すっと上下にひっぱられて、ボディラインが美しく見えるようになります。

気を抜くとこれまでの習慣で、ぼてっとしたおなかになってしまうのですが、常に、すっと上下にひかれたようなおなかで居られたら素敵だと思います。

まとめ

合気道は普段の生活では使わないような筋肉や細胞にも参加してもらい、技をかけていきます。

そのときに徹底的に力を抜くので、これまで通っていなかった場所に血液やリンパなどと言った栄養素が流れ込むのではないでしょうか。

血流が良くなればお肌にもしっかり栄養が届きますから、合気道が美容にいいといわれる理由にも納得できます。

子どもを連れて一緒にお稽古ができる道場もありますので、興味をもたれた際にはお近くの合気道道場に見学に行ってみてはいかがでしょうか。

注※1「このときには、力を一切つかいません。」力を使わないで技をかけるためにはお稽古を重ねるしかありません。最初のころはどうしても筋肉の力を使ってしまいますが、だんだんと力の抜き方がわかるようになります。

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