合気道に、興味を持ったときが、はじめどき。
とはいえ、実際に道場やお稽古の様子を見てみないと、決められません。
多くの方は、見学やお試し体験に一度道場へ足を運ぶ方が多いのではないでしょうか。
私も、小さかった子ども2人を連れて、見学に行ったのが8年前でした。
初心者の方が、はじめて合気道の見学・体験に行く際に気をつけたほうがよいことを書きます。
最初に、師範または担当者に予約を入れる
気になる合気道の道場が見つかったら、電話などで見学や体験がしたい旨連絡をします。
ホームページやFacebookなどで道場生を募集している道場も多くあります。
直接お稽古日に言って、見学や体験の申し込みをするときには、お稽古の開始15分前くらいまでの間に、師範と直接お話をしてお願いすると良いと思います。
「たまたま、市民体育館で見かけてたので、ちょっと見ていいっていいですか?」というリクエストに答えてくれる先生も多いと思います。
「お邪魔します」という気持ちで話しかけるようにするとよいと思います。
動きやすい服装とは(お腹が出ないように)
見学で道場に行ったつもりでいても、その場の流れで技を体験させてもらえることがあります。
ですので、たとえ見学であっても、スカートや少し動いただけでおなかが見えてしまうような服は避けたほうがよいでしょう。
ジャージにTシャツで十分、動いて汗をかいても大丈夫な服装がベストです。
合気道着ではなく、柔道着でお稽古している方もいますので、学生時代の道着などを利用してもよいかもしれないですが、道場によっては指定道着がある場所もあります。
服装についても、予約のときにおたずねしておくと間違いありません。
爪を切っておこう
合気道では、相手の手首をつかんだり、エリを締め上げたりする技をかける型が多くあります。
ですから爪が伸びていると、相手の方に怪我をさせてしまうことがあります。
また、受身のときに爪を畳に引っかけて爪をはがしてしまうキケンもあります。
爪はきれいに切りそろえておきましょう。
髪の毛を結わっておこう
女性は髪の毛をヘアゴムで結わっていきましょう。
ショートボブくらいであれば、そのままでよいかもしれませんが、顔に髪の毛が張り付くことも多いです。
合気道家の女性は、セミロングを後ろで束ねていたり、ショートヘアの方も多いように思います。
飲み物
寒い冬であっても、じんわりとからだの芯から汗をかくのが合気道の魅力だと私は思っています。
また、肌は常に呼吸しているので、水分はいつも蒸発しています。
合気道は少しの運動に感じるかもしれませんが、体は水分を欲していることが多いので、必ず飲み物を持っていきましょう。
スポーツドリンクの方もいますが、水やお茶の方も多いです。
私はペットボトルの水を持って行くことが多いのですが、子どもの水筒にお茶が残っていると、そのまま水筒ごとお稽古に持って行ってしまいます。
スマホはマナーモードかOFF
手荷物を道場のはじっこにおいている場合は、お稽古中の着信音が気になる場合も多いです。
マナーとしては当然ですし、せっかくの見学・体験ですから、集中するためにも、スマホの着信音はOFFにしておきましょう。
子どもを連れて行くときは
小さな子どもを連れて見学・体験に行くときには、子どもが危なくないように、見ておくことが最優先です。
ママが技を体験させてもらうときは、子どもを道場生のどなたかにお願いできるか、師範におたずねするとよいと思います。
他の道場生のお邪魔にならないように、また、受身に巻き込まれたりすることを想像すると恐ろしくなってしまいますね。
子連れで行くときには、ママがしっかりと面倒を見ましょう。
どうぞ、合気道の魅力を体感できますように!