電車やバスに乗るとき座りたくなりませんか。
私は妊娠中から産後数年、とにかく座りたい。という気持ちで電車やバスの到着を待っていました。
座るだけでなく、できれば横になってしまいたい。。。。
そんな自分は、怠け者でどうしようもないから、イヤでイヤで
子どもを抱っこしながら、ゴキゲンにつり革につかまって立っているママ友を見てはうらやましくなっていました。
子どもが大きくなったこともありますが、
座らずにおれなかった、この暗黒の数年間を振り返り
座らなくても大丈夫になった理由を探ってみました。
電車やバスに乗るとき、座れなかったどうしよう!と心配になってしまう方にお送りします。
座りたい理由
電車やバスに座りたい理由は、私の場合はとにかく身体が疲れていたから。
加えて、立っているとフラフラして、後ろの人の足を踏んでしまうこともあったりする迷惑な人でした。
日に日に重たくなる子どもを常におんぶor抱っこしているので、足も腰もいつも張り詰めている感覚+フラフラしてまわりに気を使う。
座って仙骨を丸めて、ほっとしたい!といつも思っていたように思います。
立ち飲み屋なんて、絶対に行けない、と思っていました。
かといって、座りっぱなしも疲れてしまうのですから、困ったちゃんです。
バランス感覚が良くなっても座りたかった
合気道を習い始めて、最初に感動した変化は、身体のバランスが取れるようになったことでした。
片足立ちで5本指靴下が履けることに感動して以来、ゆれる電車やバスでふらつくことなく、立っていることができるようになってきました。
それでも、やっぱり座りたい気持ちが強かった。
身体が鉛のように重く、毎日の家事がとにかくおっくうでした。
力みを抜くことで生活に次々と良い影響が
合気道の技をかけるには、自分自身の力みを抜くことが大切。
相手が力むように仕向けることも技にありますが、最初は自分自身が力まないこと。
筋肉を使って力む時間が減ると、エネルギーの消耗も減ることに気がつきます。
包丁で野菜を切るときも、肩に力が入っていることに気がつき、少しずつ意識をするようになるにつけ、疲労感が抜けていくことを実感しました。
仕事中、洗濯、掃除、買い物、料理、はては自分の着替えのときにも、入れなくてよい力が入っていないかどうか、サーチするようになりました。
習慣になってしまっている力みは、抜くことが難しいのですが、意識をしたときだけでも力みを抜くだけで、ずいぶん楽になります。
ぶらりん前屈がおすすめ
骨盤の下で、二つ折りにするイメージで、骨盤から頭頂部にかけての上半身の力をひたすら抜くことを意識します。
これは、無料写真AC様からDLした写真。
骨盤から二つ折りに、きれいに曲がってます。
こんなふうにできたらいいのでしょうけれど、ここまでしなくても、気持ちがいい場所でストップすれば十分です。
最初は力みを抜くことも難しく感じると思います。
まずは、肩、二の腕、ひじ、手首、指先。。。と、順番に力を抜いていくとよいと思います。
そのとき、フラフラしてしまうときは、丹田の辺りをちょっぴり意識すると、ふらつきが止まると思います。
何日か続けると、前屈した姿勢の腕やクビが、ぶらぶらと揺れるくらいまで抜けるようになります。
柔軟体操よりも、身体の力みを抜く有効性(まとめ)
筋肉を緊張させるとその部位が収縮して血液やリンパなどの体液などの循環が変化します。
力みを抜いて、普段と違う姿勢をすることで、これまで循環していなかった部位に血液や体液を届けることができるようになります。
脳に血液などを届けるためにも、前屈はダイレクトに影響が出るような気がします。
このとき、この写真のように、クビに力を入れないように。。。
この写真は、身体をやわらかく見せようと力んで頭を足につけようとしています。
やわらかい身体は魅力的ですが、力まないことを意識するほうが披露を感じにくい身体になる近道になります。
椅子を見ると座りたくなってしまうほど、疲労している身体は、がんばりすぎているのかも。
今は働かなくても大丈夫な部位は、力みを抜いてあげるだけで、リラックスしてエネルギーを有効に使えるようになります。
電車に乗るときに、座れるかどうか心配する思考に使うエネルギーも節約できますね。
実行したいこと、好きなことに、安心して没頭できるように、身体を意識して動かしたりリラックスさせたりすると生活が格段に楽になります。