合気道には手ぬぐいが一番おすすめ!その理由

合気道着のふところには、汗を拭くためなどに使う手ぬぐいを入れている先輩方が多いのです。

初心者のころは

 「わざわざ手ぬぐいにしなくても、タオルとかでいいのでは?」 

そう思っていました。

8年間合気道のお稽古を続けてきた私が思う、合気道には手ぬぐいが一番良いと思う理由を書いてみます。

薄くてかさばらない

手ぬぐいの魅力は、なんといっても薄さ。

ふところにタオルを入れると、モコっと盛り上がってしまうのです。

お稽古に集中していると、それほど気にはならなくなるのですが、最初のころは自分だけ胸元が「モコっ」としていることが気になって仕方がありませんでした。

手ぬぐいを持っていないときは、薄手のタオル(工務店が挨拶でくれたりする薄いのとか、ガーゼタオルがおすすめ)を持っていくとよいと思います。

手ぬぐいは少し表面積を大きめに畳むとよいです。

小さく畳んでしまうと、受身を取ったときなどに、ぽろっと落ちてしまうことがあります。

綿100%のものが多い

肌のデリケートな女性には、綿100%はうれしいですよね。

先輩女性には、絹100%のタオルをお持ちの方もいました。

絹100%でも、てかてかしていない、麻のようにも見える素材があるので、手ぬぐいの素材にこだわって、いろいろ探してみると楽しいと思います!

柄が素敵

手ぬぐいはとにかく柄が豊富です。

そして、気に入った柄は、その場でスグに買うことをおすすめします。

なぜなら、同じものが二度と見つからないことがあるからです(TT

アメ横で見かけて、「次に来た時に買おう」と思っていたら、リニューアルされて手に入らなかった悲しい思い出があります。

素敵な柄を見つけたら、即ゲットしましょう!

お土産に貰うことが増える

手ぬぐいを持っていると、遠方に行ったお友達から、ご当地柄の手ぬぐいをお土産にいただくことが増えました。

どんどん増える手ぬぐい。

今日のお稽古はどの手ぬぐいで行こうかな?

そんな楽しみも出来てくるので、合気道がますます好きになってしまいます。

<オマケ>武器にもなる?

武田惣角という伝説の武道家がいます。

大東流合気柔術の創設者と言われています。

彼はとても強く、当時の武道界ではとても有名な男性でした。

道場破りなどをしまくっていたこともあり恨みを買うことも多かったとか。

武田は、あるとき銭湯の帰りに、刺客の不意打ちに合ってしまうのです。

銭湯帰りですから、武器も何も持っていない。

でも武田は、なんと、首からさげていた、濡れた手ぬぐいを使って、刺客を倒してしまったそうなのです。

濡れたタオルが、強力な武器になることを知ってビックリしました。

確かに、濡れたタオルでたたかれると痛いですよね。。かなり。

合気道家は、そんな使い方はしないで、さわやかに汗を拭くために、手ぬぐいを使いましょう。

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